教育

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7月16日11時16分配信 河北新報

 宮城県教委が2013年度の導入を目指す新しい高校入試制度を私立高関係者が注視している。少子化に伴う生徒確保対策に取り組む私立高にとって、新制度は受験生の動向に影響を与えかねないと映るためだ。県教委は「現状と大きく変わらない」と説明している。

 県高校入学者選抜審議会が14日示した改革案は、推薦入試を廃止し「前期選抜」「後期選抜」「2次募集」と最大3回の受験機会を設けた。

 私立高の関心は前期選抜に集中する。日程は推薦入試と同じ1月下旬〜2月上旬で、私立高の入試時期と重なるからだ。

 審議会で、聖ウルスラ学院英智高の伊藤宣子校長は「推薦入試の時期に前期選抜が行われると、私学は厳しい」と述べた。本年度の推薦入試は1月30日で、私立高の入試は仙台市内の14校が2月2、4日、他地区の5校が1月28、29日と接近していた。

 私立高19校が加盟する県私立中学高校連合会はこれまで、県立の推薦入試を私立高受験日の後に行うよう求めている。

 「前期選抜の出願者が増えるのでは」というのも私立高の懸念材料。これに関しては、県教委が前期選抜定員を現行の推薦入試枠より上限を10%引き下げ、募集枠を小さくする見通しだ。

 推薦入試では校長推薦が必要だったが、前期選抜は生徒が希望すれば出願ができる。県教委は出願者数を抑えるため、学校によって一定の学力を求める出願要件などの対策を検討する方針。

 私立中学高校連合会の松良千広会長は「前期選抜の制度次第で、私立への出願が減る傾向が強まる可能性もあるのではないか」と話す。
 審議会は8月に答申案をまとめ、新入試制度は12月に決まる予定。県教委は「策定作業で私立高の要望を確認し、対応を検討する」と話した。


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