科学

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7月22日11時23分配信 毎日新聞

皆既時間が6分を超える今世紀最長の皆既日食が22日午前、インドから中国、鹿児島県・トカラ列島などで起きた。国内の陸地で皆既日食が観測できるのは46年ぶりとあって、多くの人々が「世紀の天文ショー」を見守った。鹿児島県・喜界島では皆既日食が観測され、太陽が月にすべて覆い隠されると周囲は夜が来たように暗くなった。一方、6分25秒の皆既となるトカラ列島・悪石島は悪天候で、地上からの観測はできなかった。日本列島も曇りがちで、部分日食が観測できたのは沖縄、九州北部、関東北部、北海道などの一部地域に限られた。

 ◇ツアー客ら歓声

 皆既日食帯にある鹿児島県・奄美諸島の喜界島(喜界町)。22日午前10時56分ごろ、薄い雲の中、月の影から太陽の光が一部分だけ漏れて輝くダイヤモンドリングとともに「黒い太陽」が姿を現した。周囲は暗くなり、太陽の周囲のコロナのほか、太陽から炎のように立ち上がるプロミネンスも確認できた。皆既は2分15秒続き、再びダイヤモンドリングが輝き、元の昼間の明るさに戻った。息を詰めて見守った観測者らから歓喜の声や拍手がわき起こった。

 島にはツアー客ら約380人が訪れた。22日早朝は雨に見舞われたものの、その後は晴れ間ものぞき、島北東部の塩道長浜公園には天文ファン約100人が集まった。

 午前9時半過ぎ、太陽が欠け始めた。人々は日食グラスで空を見上げながら「おお、すごい」「欠けてきたよ」などと声を上げた。

 約200人が集まった奄美大島北東部の「あやまる岬観光公園」では、地元住民に交じってカメラや望遠鏡を構えた日食ハンターの姿も。上空は時折黒い雲がかかったが、欠けていく太陽が姿を見せると歓声が上がった。だが、皆既の時は雲が厚くなり、「黒い太陽」は見えなかった。

 6分25秒の皆既日食が期待された鹿児島県トカラ列島(十島村)の悪石島は土砂降りの雨で、皆既日食は観測できなかった。


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