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8月9日3時15分配信 読売新聞

「悲劇の妻」から一転、追われる身となった女優の酒井法子(本名・高相(たかそう)法子)容疑者(38)。姿を消して6日目に弁護士に付き添われ出頭、逮捕された後、覚せい剤取締法違反(所持)の容疑についてあいまいな供述をしており、警視庁は今後、裏付け捜査を急ぐとともに、これまでの足取りの解明を進める。

 捜査関係者によると、酒井容疑者は都内の知人宅に身を寄せていたという。7日午後4時前、弁護士から「(酒井容疑者から)出頭したいと相談があった」と警視庁赤坂署と渋谷署に電話があり、8日午後6時頃、「これから出頭する」と渋谷署に連絡が入った。弁護士、親族ら3人に伴われ、酒井容疑者が東京都文京区の同庁富坂庁舎に出頭したのは、同日午後7時55分頃。出頭後、捜査員が逮捕状を示すと、「うん」と小さくうなずき、うつむいたまま言葉少なに応じたという。

 午後9時30分頃に移送された渋谷署では、100人以上の報道陣や通行人が詰めかけ、酒井容疑者を乗せた捜査車両が署内に入ると一斉にカメラのフラッシュを浴びせた。しかし、後部座席に乗った酒井容疑者は、下を向いて顔をあげることはなかった。同署では簡単な調べが行われたが、容疑について問われた際、酒井容疑者は、「覚せい剤が私の部屋にあったことは詳しく覚えていない」「あったとすれば、間違いない」とあいまいな表現で答えたという。その後、9日午前0時30分頃、拘置先の東京湾岸署に到着した。

 一方、捜査を行う警視庁では、千代田区霞が関の本部庁舎3階の組織犯罪対策5課長室で午後11時15分から、玉村道雄課長が記者会見した。玉村課長は酒井容疑者を逮捕した状況などを説明し、「(酒井容疑者は)容疑を認めたとは言い切れず、難しい捜査になる」と硬い表情を浮かべた。詰めかけた約50人の報道陣からは、酒井容疑者の3日以降の足取りや覚せい剤の入手経路についての質問も飛んだが、玉村課長は、「まだわからない」「ノーコメント」と答えるだけだった。

 この事件の発端は、夫で自称プロサーファーの高相祐一容疑者(41)の覚せい剤取締法違反容疑での現行犯逮捕だった。高相容疑者が、渋谷区の路上内で職務質問を受けた際、現場に駆け付けた酒井容疑者は、高相容疑者が持っていた白い粉末が覚せい剤と判明すると、「絶対違う」と言って泣き崩れた。

 逃走劇が始まったのはそれからだった。酒井容疑者は、任意同行を拒否。知人男性の車で現場を立ち去った。

 その後、手がかりが判明したのは、4日夕に携帯電話の電源が入った山梨県身延町だけ。同県では、約20年前に父親が交通事故で亡くなっており、墓もある。このため、一時は夫の逮捕を悲観した酒井容疑者が自殺を考えているかのような憶測も流れた。

 しかし、今月6日、一緒に行方不明だった長男(10)が都内の知人宅に預けられていたことが判明すると、「悲劇の妻」の人物像は変わり始めた。

 警視庁は、高相容疑者の逮捕直後、港区内の酒井容疑者の自宅マンションを捜索し、無造作に放置された微量の覚せい剤と吸引器具を発見。吸引器具の付着物の鑑定で、酒井容疑者のDNA型と一致したため、7日に覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕状を取っていた。


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