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8月17日5時41分配信 時事通信
【ソウル時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正日労働党総書記は16日、韓国現代グループの玄貞恩会長と会談した。これを受け、同通信は17日、北朝鮮の朝鮮アジア太平洋委員会と現代グループが、(1)南北間の陸路通行制限の解除(2)北朝鮮の金剛山や開城での観光事業の早期再開(3)今年10月の南北離散家族再会事業の実施−などで合意したと伝えた。
昨年2月の李明博政権発足以来、南北関係は冷却化していたが、民間の経済交流が活発化する可能性が出てきた。ただ、今回の合意事項の実現には当局間の協議が必要なため、南北双方の政府レベルの対応がカギとなる。
景勝地・金剛山での観光事業は、現代のグループ企業、現代峨山が実施していたが、昨年7月の北朝鮮兵士による韓国人観光客射殺により中断。北朝鮮は昨年12月に韓国と開城工業団地の陸路通行の規制を強化し、現代峨山が事業主体である開城観光も中断された。
また、南北離散家族の再会が実現すれば、2007年10月以来で、李政権発足以降では初めてとなる。
朝鮮中央通信が伝えた合意では、北朝鮮が大幅な賃金引き上げを求めていた開城工業団地について、「活性化していく」としており、何らかの問題解決が図られたことを示唆した。
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