世論

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9月5日7時56分配信 産経新聞

 文化庁は4日、平成20年度の「国語に関する世論調査」の結果を発表した。「采配(さいはい)を振る」を「采配を振るう」と誤って使ったり、「時を分かたず」を本来の「いつも」ではなく「すぐに」と理解している人が6割前後いることが分かった。一方、ら抜き言葉の「来れる」を「言葉の乱れではなく変化」とした人が4割を超え、変化を容認する傾向も強まっている。

 調査は7年度から毎年実施。今回は3月、全国の16歳以上の男女1954人に個別面接で回答を得た。

 慣用句の調査では、「采配を振る」は10代から60代まですべての年代で「采配を振るう」の誤用の方が多かった。また、「目上の人に気に入られる」意味の「お眼鏡にかなう」を「お目にかなう」と誤用していたのは約4割で、特に10代では56・9%が間違っていた。

 「敷居が高い」は、「相手に不義理などをしてしまい、行きにくい」という本来の意味が42・1%、誤用の「高級過ぎたり上品過ぎて入りにくい」が45・6%と拮抗(きっこう)。年代別では40代までが誤用が多く、50代以上は正答が多かった。

 言葉の乱れでは、「来れる」を容認する割合が13年度調査の32・5%から、今年度は8・5ポイント増加した。謙譲語の誤用とされる「申される」を変化ととらえた人も25・3%(同6ポイント増)で、4人に1人。文化庁は「言葉への意識が多様化し、周りと意思疎通できればいいと考える人が増えているのでは」としている。


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