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9月17日9時5分配信 読売新聞
土壇場での閣僚の入れ替えもあった。
鳩山氏は、いったんは行政刷新相に長妻昭氏、厚生労働相に仙谷由人氏を充てる方針を固めていた。
長妻氏は、年金問題で舌鋒鋭く自公政権を批判したことで、国民的人気も高い。だが、厚労相ポストは、年金に限らず、医療、介護、雇用など幅広い知見が求められる。「長妻氏ではまだ無理だ。適任者は仙谷氏以外にいない」(ベテラン議員)との見方が根強かった。
しかし、鳩山氏から行政刷新相を打診された長妻氏は、「年金問題をやりたい。厚生労働副大臣で構わない」と訴えた。
鳩山氏は15日夜、厚労相を告げていた仙谷氏に電話し、「長妻氏は内閣の『目玉』だから、外すわけにはいかない。協力してほしい」とポスト変更を求めた。
仙谷氏は直後に党本部に鳩山氏を訪ねた。鳩山氏は「申し訳ない」と仙谷氏に頭を下げた。
仙谷氏は鳩山氏に従う考えを示す一方で、消費者相の兼務も求めた。消費者相は社民党の福島党首に決まっており、仙谷氏の要望はかなわなかった。
◆参院から閣僚3人◆
民主党内では、同党参院から3人が閣僚に起用されたことに驚きの声が上がっている。輿石東参院議員会長が、鳩山氏に強く求めた結果のようだ。
輿石氏は12日の甲府市での記者会見で、参院で二つ以上の閣僚ポストを求める考えを表明。輿石氏の側近議員は、鳩山氏周辺に電話し、「鳩山氏が代表選で勝てた理由をよく考えないと、大変なことになる」と伝えていた。
輿石氏は16日、3氏の入閣について、国会内で記者団に「参院がみんなで頑張ってきたことが、鳩山代表に通じたのかなと思っている」と満足げに語った。
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