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9月17日10時48分配信 産経新聞
川端達夫文部科学相は17日未明の会見で、今年度の補正予算で117億円が計上されている「国立メディア芸術総合センター(仮称)」について、「関係者の言い分を聞いた上で結論を出したいが、おのずから方向は見えている」と述べ、事業を中止する意向を表明した。
ただ、「何が何でもやめるのではなく、皆が納得できる形で処理したい」とも述べ、メディア芸術の拠点構想の今後の処遇に含みを残した。
同センターに対し民主党は「アニメの殿堂」「国営漫画喫茶」などと批判し、税金の無駄遣いの象徴として事業凍結を表明していた。川端文科相は会見で改めて「箱物行政は改めるべきだ」と強調し、「(同センターは)中身の詳細がほとんど決まっていないのに(補正予算で)突然出てきた話で、民主党はおかしいと主張してきた」と説明。
「今までは野党として検討してきたが、こういう(政権与党の)立場になって、改めて中身の検証をきちんと行う」と述べた。
同センターはアニメ、漫画、映画などの保存・展示と人材育成の拠点として構想。文化庁は本年度中の着工、平成23年度中の開館を目指していた。
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