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9月23日6時13分配信 河北新報
宮城県教職員組合が4月の全国学力テストについて県内の小中学校教員を対象に実施したアンケートによると、一部の学校で、過去に出題された問題を本番前に生徒に解かせるなど、事前対策をしていたことが分かった。
アンケートは4、5月に公立小中学校の県教組分会を対象に実施。小学校126校の分会、中学校56校の分会から回答があった。
学力テストに向けて、事前対策をした学校は182校中77校。うち教員が自発的に行ったのは56校、管理職の指示を受けたのは21校だった。授業で前年度の問題や模擬学力テストを行った。
学力テスト実施に伴う授業や学校行事への影響については、89校が「影響があった」と回答した。自由記述では「テスト実施と対策で授業が遅れる」「(仙台市の学校は)市独自のテストと連続してあって大変だ」との声があった。
教職員の負担については「あった」との答えが98校と過半数を占めた。「対策プリントの準備が大変だ」「結果についてプレッシャーを感じる」との意見が寄せられた。
県教組の斉藤重美委員長は「学力テストの影響で教員にゆとりがなくなり、学ぶ楽しさを実践する授業が現場から遠のきつつある」と指摘した。
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