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9月27日17時50分配信 サンケイスポーツ
大相撲秋場所千秋楽(27日、両国国技館)朝青龍が本割では白鵬に敗れたものの、優勝決定戦で白鵬を下し、14勝1敗で4場所ぶり24度目の優勝を果たした。24度目の優勝は北の湖に並ぶ歴代3位タイの大記録。自らの29回目の誕生日を最高の形で飾り、「平成の大横綱」の復活を印象付けた。
本割では白鵬は頭から思い切り朝青龍の胸にぶつかり、前に出ながら右を差して左上手を引くと朝青龍の足が土俵を割り、優勝の行方は白鵬と朝青龍との決定戦に持ち込まれた。
14勝1敗同士の優勝決定戦。立合いで朝青龍が左前みつを引くと、出し投げで一気に勝負に出るが、白鵬も何とか残して右の下手を掴む。朝青龍はもう一方の差し手争いから右の下手まわしを取ると、左上手を引き付けながら右からのすくい投げで白鵬を土俵に転がした。
琴欧洲は低く当たってきた日馬富士のまわしを肩越しに右上手に掴むと、体勢が低くなりすぎた日馬富士をひっくり返すような上手投げで下した。
魁皇は琴光喜の激しい突き押しをかわし、右上手を掴むと得意の上手投げで勝ち越しを決めた。魁皇は5場所連続の8勝7敗。
今場所優勝争いを演じた把瑠都は稀勢の里のもろ手突きを難なくしのぐと左上手と相手の左手首をつかみ土俵外へ軽々放り投げた。把瑠都は小結で12勝し、今後の大関獲りへの足場を固めた。稀勢の里は負け越し。
豊ノ島は立合いで双差しとなり十分な体勢。琴奨菊のお株を奪うがぶり寄りで攻め込むと、土俵際での投げの打ち合いをすくい投げで制した。
鶴竜は土俵際まで攻め込まれたが最後は安美錦を引き落とした。鶴竜は11勝目、安美錦は負け越し。琴奨菊、安美錦とも三役からの陥落が濃厚になった。
再度の上位進出を目指す豪栄道は首投げで垣添に勝ち、白星を二けたに乗せた。栃煌山はすばやく二本差して高見盛を寄り切り11勝目。再入幕の北勝力も豊真将を力強く押し出し11勝。武州山は阿覧の注文相撲の前に叩きこまれ5敗目を喫し、敢闘賞を逃した。
時天空は嘉風を引き落として千秋楽で勝ち越し。黒海も給金を直した。初日から5連勝した将司は後半に崩れて負け越した。白鵬から金星を奪った翔天狼は13敗。
三賞は鶴竜が4度目の技能賞、把瑠都が4度目の敢闘賞を獲得した。十両は玉鷲が海鵬を押し倒し、11勝4敗で優勝した。
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