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10月5日22時8分配信 毎日新聞
栃木県足利市で女児が殺害された足利事件で、宇都宮地検が事件とは別の女児殺害2事件に関する菅家利和さん(62)の取り調べ録音テープを開示したことを受け、菅家さんと弁護団が5日、栃木県庁で会見した。21日に再審初公判を迎える菅家さんは「これで私の無罪がはっきりすると思う。私のような冤罪(えんざい)をなくしてほしい」と訴えた。
地検や弁護団によると、開示されたのは録音テープの複製計15本(地検分12本、栃木県警分3本)のほか、供述調書や上申書など計45通、県警の捜査報告書8通、当時取り調べを担当した検事の備忘録ノート2冊。テープは法廷外での公開禁止や、再複製の禁止を条件に開示された。弁護団は足利事件での取り調べの問題点や、うその自白を強いられた経緯を解明する手がかりになるとしている。
弁護団の佐藤博史弁護士は録音テープについて「取り調べがどういうもので、無実の人が自白してしまうのかが分かる衝撃的な内容だと思う」と述べ、テープの証拠調べを再審公判で申請する方針。また、再審第2回公判は11月24日の見通し。【吉村周平、中村藍】
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