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10月8日18時53分配信 毎日新聞
鈴木寛副文部科学相は8日、文科省が小6と中3の全員を対象に実施してきた全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を抽出調査に切り替える方向で調整していることを明らかにした。来年度予算の概算要求に向け、文科省が具体的な実施方法を検討する。
省内で初めて開いた政策会議の後、鈴木副文科相は記者団に「事業仕分けでは抽出ということだったから、その方向に沿って内部の詰めをしている」と語った。
今年度のテスト実施費用は約58億円。民主党は7月、政府の無駄を洗い出す事業仕分けで「抽出調査で十分」と指摘。川端達夫文科相は先月16日の就任の記者会見で「抽出調査でいいのではないか」と述べ、見直す意向を示していた。
また、鈴木副文科相は先の国会に法案が提出され、解散で廃案となった「スポーツ基本法」について、「来年、(省内に)検討の場を作りたい」と述べた。超党派のスポーツ議員連盟で法案の内容を審議してきたが、自民、公明両党と民主党の間で理念が対立した経緯がある。
鈴木副文科相は「より多くの党派の協力をいただき、相談しながらやりたい。(法案を)政府から出すか、議員立法とするかは決めていない」とした。【加藤隆寛】
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