科学

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10月19日10時54分配信 読売新聞

 全身の様々な細胞に変化できる、人のiPS細胞(新型万能細胞)の培養期間を2分の1に短縮し、効率も約200倍高めることに、米国スクリプス研究所のチームが成功した。専門誌で18日に発表した。

 iPS細胞は、通常の細胞にウイルスなどを使って3〜4種類の遺伝子を導入し作製するが、動物の体内に移植するとがん化しやすい。安全性の高い作製法の開発が進んでいるが、効率が落ちるのが課題だった。研究チームのシェン・ディン准教授らは、細胞表面にあるたんぱく質の中に、iPS細胞をできにくくしているものがあることに着目。大人の皮膚細胞に4種類の遺伝子を導入した後、これらのたんぱく質を阻害する化合物3種類を加えると、従来の方法ではシャーレ1枚あたり数個しかできなかったiPS細胞が数百個出現し、培養期間も短縮できた。


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