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11月26日22時21分配信 時事通信
鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金問題で、会計事務担当だった元公設第1秘書が東京地検特捜部の任意聴取に、「鳩山氏の母親から毎月1500万円の資金提供を受けていた」と供述していることが26日、関係者の話で分かった。提供資金は2008年までの5年間で計9億円に上り、うち一部が偽装献金の原資になったとみられる。
一方、鳩山氏の母親が過去数年間で約36億円を銀行口座から引き出し、現金化したことも判明。特捜部は、現金化した資金が首相側に流れた可能性もあるとみて、解明を進めているとみられる。
関係者によると、元秘書は母親側から現金で毎月1500万円を提供され、現金のまま金庫などで管理。必要に応じて持ち出し、鳩山氏の政治活動資金などに充てていたという。
資金提供が母親からの贈与なら鳩山氏に贈与税の支払い義務が生じ、寄付であれば政治資金規正法の量的制限(年間150万円)に違反する可能性があるが、元秘書は聴取に対し、「母親から首相への貸付金だった」と説明しているとされる。
また、母親が現金化したのは、鳩山家の資産管理会社「六幸商会」の自己名義の口座で管理されていた資金。過去数年間に約36億円が引き出されたという。
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