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11月25日12時21分配信 産経新聞
政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は25日、平成22年度予算の概算要求の無駄を削減する事業仕分けの7日目の作業に入った。文科省が約1兆2000億円要求している国立大向けの補助金「国立大学法人運営費交付金」について、見直すと結論づけた。削減割合には踏み込まなかった。
国立大運営費交付金は国立大の主要な財源で、人件費を含めた学校運営経費に充てられている。小泉政権下では、平成23年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化に向け、交付金総額を毎年度1%削減する方針をとってきた。
この日の議論では、文科省から国立大に約270人が出向している点について、「国から金を取るのがうまい人が国立大理事になっている」(原田泰・大和総研常務理事)、「どうして(改善の)努力をする姿勢をみせないのか」(蓮舫参院議員)などと批判が相次いだ。仕分け人15人全員が交付金を「見直す」と判定。経営改善努力を求めるのが8人、資金効率化から物件費見直しを求めるのが7人となった。
財務省は、刷新会議側に(1)教職員年齢構成の人件費への反映(2)事務用品などの調達の見直しによる経費削減(3)教職員配置の是正−などを求めていた。
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