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11月30日12時14分配信 格闘技ウェブマガジンGBR

▼WBC世界フライ級タイトルマッチ 3分12R

○亀田興毅(亀田/同級3位、元WBA世界ライトフライ級王者)
判定3−0 ※116−112、117−111、117-111
●内藤大助(宮田/同級王者)

 因縁の一戦に決着――WBC世界フライ級タイトルマッチは29日さいたまスポーツアリーナで行われ、12ラウンドをフルに戦い抜いた結果、挑戦者3位・亀田興毅(亀田)が3−0の判定で王者内藤大助(宮田)を破り、ベルトを奪った。

 これで亀田はライトフライ級に続き2階級制覇に成功した。また弟大毅のリベンジも果たした。内藤はタイトル6度防衛ならず。

 終始攻撃的だったのは内藤だったが、クリーンヒットは少ない。亀田も決定打はなかったものの、時折放つサウスポーからの左ストレートがポイントとなり、4回の途中採点公開時で1-0とリード。不利を知った内藤は後半必死に手を出して肉迫したが、ポイント差は回を追って広がるばかり。

 内藤は鼻血と10回に亀田のパンチで切られた右目上の傷口からの出血でますます苦しい展開に。亀田は「3回までにKO」の予言こそ外したものの、慎重に距離を保って勝ちにこだわる試合運びに徹した。

 結局ダウンシーンも大きなヤマ場もないまま終了ゴングを聞き、タイトルが持ち主を変えた。採点は、116−112、117−111(2人)と意外なほど差が開いていた。

 亀田は、試合後のインタビューで「(内藤に)試合前はこっちもいろいろ言ったけど、感謝しています」「アジアを代表するパッキアオのようなチャンピオンになりたい。皆から尊敬され、憧れられるようなチャンピオンになりたい」と、試合前とは打って変わって優等生的発言に終始した。

 また「これは俺にとって通過点。ここで立ち止まっているわけにはいかんから」と、3階級制覇に向けて、さらに練習して強くなると公約した。

 一方敗者も腫れ上がった顔で会見に応じ、「期待に応えられず、情けない、くやしい」。判定については必ずしも納得していない様子だったが、それでも弁解はせず「結果がすべて。勝った者が強い」と、自分に言い聞かせるようにして語った。進退については「ゆっくり考えます」と、引退の二文字は封印した。


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