国家行政

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1月15日20時1分配信 毎日新聞

 内閣府は15日、麻生政権が景気対策として実施した「定額給付金」の消費調査を発表した。給付金の支給による消費の増加効果は6284億円で、給付総額の32.8%に当たり、前政権が当時想定していた4割の約8000億円には届かなかった。内閣府の津村啓介政務官は記者会見で、「経済対策としての効果は限定的だった」と否定的に評価した。

 調査は昨年4月から9月まで、全国1万5000世帯を対象に実施し、61.3%から回答を得た。約2兆円を支給した給付金のうち、実際に消費に回った割合は64.5%で、残りは貯蓄や税金の支払いなどに回った。給付金がなければ購入しなかったものは給付額の29.0%、給付金で増加した支出は3.8%だった。

 給付金の使い道は、薄型テレビや旅行などの「教養娯楽」が37.6%と最も多く、次いで「食品、外食」(11.7%)、「家具・家事用品」(10%)−−などと続いた。

 また、世帯別では給付金を全額、消費に回した世帯は全体の5割。貯蓄や借入金の返済、税金などの支払いなどに充て、消費に回さなかった世帯は26.9%と全体の4分の1だった。1世帯当たりの受取平均額は4万4840円だった。【秋本裕子】

 ◇定額給付金

 麻生太郎政権下の08年度第2次補正予算に盛り込まれた総額2兆円規模の経済対策。09年3月以降、全世帯を対象に1人当たり1万2000円(18歳以下と65歳以上は2万円)を支給し、「衆院選前のバラマキ」との批判も浴びた。支給事務は自治体が行い、09年11月にすべての自治体が申請期限を迎えた。


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