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3月5日20時9分配信 CNN.co.jp
(CNN) ソフトウエア最大手マイクロソフト(MS)社製ブラウザ、インターネット・エクスプローラー・バージョン6(IE6)の「葬儀」が4日、コロラド州デンバーでしめやかに営まれることになった。参列者は100人以上と見られている。
葬儀を主催するのは、デンバーに本拠を置くデザイン事務所のエイテン・デザイン。IE6はまだまだ現役で使われており、今年2月のシェアは19.8%を占めるが、3月1日に検索大手グーグルが提供する文書サービスなどでIE6のサポートを打ち切ると発表したことをきっかけに、お別れするための「葬儀」を思い付いたという。
グーグルのほか動画共有サイトYouTubeも13日に、IE6のサポートを終了する。
葬儀への招待状はネット上で話題になり、1000件以上のコメントが寄せられたほか、ひと言ブログTwitterでも6000件以上、ツイート(つぶやき)された。そのため、当初見込んでいた参列者30─50人が大幅に上回ると予想されたため、会場の変更を余儀なくされたという。
招待状にはIE6の「死因」などについて、「インターネット上で8年以上にわたる住民だったインターネット・エクスプローラー6は2010年3月1日の朝、カリフォルニア州マウンテンビューにあるグーグル本社内で、業務上の負傷により亡くなった」と説明された。
棺に収められた「遺体」の頭部にはIE6のロゴがあしらわれている。寄せられたコメントには、「こんなこと認めたくないんだけど、彼のことは全然好きになれなかった。何度となくフリーズするし、見た目も良くなかったし、特に晩年はひどかった。でも、彼はいつも、必要とするとき、そこにいたんだ」と回想している。
IE6は2001年に発表され、次期バージョンのIE7が出た2006年まで大きなシェアを占めていた。MSは近ごろ、IE8を発表しており、IE6は「古い世代」のブラウザとなっている。
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