雇用

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4月10日15時39分配信 産経新聞

■景気低迷で雇用不安定に

アルバイトなどで働くフリーターの数が、平成21年平均で前年比8万人増の178万人となり、6年ぶりに増加へ転じたことが、10日までに総務省の調査で分かった。景気低迷で正社員への就職が難しかったことが原因で、若者の就職環境の厳しさがあらためて浮き彫りになった。

厚生労働省などによると、就職を希望する今春卒業の高校生や大学生のうち、今年1月末時点で約2割は就職先が決まっていない。厚労省は「正社員を目指しながら、当面はフリーターで生活費を稼ごうとする卒業生も多いとみられ、22年も増える可能性がある」としている。

フリーターは職業能力を高める機会に恵まれないため賃金が上がりにくく、雇用も不安定だ。政府は雇用安定化策の強化を求められそうだ。

総務省は、学生や既婚女性を除き、15〜34歳で、アルバイトやパートで働く人らをフリーターと定義している。同省の調査で、男性のフリーターは81万人と前年より5万人増加。女性も3万人多い97万人となった。

正社員としての就職が、より難しいとされる25〜34歳の「年長フリーター」は、男性が4万人増の43万人と増加が目立つ。15〜24歳も1万人増の38万人だった。一方、女性は年長フリーターが前年と同じ48万人で、24歳以下は3万人多い49万人となった。

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