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5月24日20時44分配信 読売新聞
東京・秋葉原で2008年6月に起きた無差別殺傷事件を受けて中止された歩行者天国について、地元住民や電気街、商店街などの代表者でつくる「検討会」が24日、開かれ、7月中旬にも再開することで合意した。
今後、千代田区や警視庁などが具体的な再開日などを協議する。事件発生から約2年たって、秋葉原のシンボルだった「ホコ天」が復活することになった。
会合は同日午後、秋葉原のオフィスビルで開催。電気街や商店街側の代表者を中心に「街がにぎわう」「安全な街だとアピールできる」と再開を求める意見が大勢を占めた。一部住民からは、「不安は住んでいる人にしか分からない」と反対意見も出されたが、最終的に再開でまとまった。
合意について、千代田区は「出来るだけ早く再開できるよう準備を進めていきたい」としている。
歩行者天国を巡っては、電気店などでつくる秋葉原電気街振興会や地元商店街が集客のため、早期再開を希望。これに対し、地元住民は「安全への不安が残る」と慎重姿勢を崩さず、同区が地元の意見を集約する場として、08年8月に検討会を設置していた。
事件後、地元では、電気街一帯での防犯カメラの設置などが進んだ。また、過激な路上パフォーマンスなどの問題に商店街などが一致して取り組むとする「秋葉原協定」が4月に締結され、住民側にも再開容認のムードが広がっていた。
秋葉原の歩行者天国は、1973年6月にスタート。毎週日曜日と祝日に、「中央通り」沿い約800メートルで実施されていた。
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