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6月25日11時45分配信 デイリースポーツ

「W杯・E組、デンマーク1-3日本」(24日、ルステンブルク)

 お見事!!岡田ジャパン‐。E組の最終戦を行い、日本はともに1勝1敗のデンマークと対戦し、3‐1で快勝した。02年日韓大会以来2大会ぶり2度目の決勝トーナメント進出。日本は前半、1トップを担った本田圭佑(24)=CSKAモスクワ=が先制FK弾を決め、MF遠藤保仁(30)=G大阪=もFKでゴール。後半に1点差となったが、FW岡崎慎司(24)=清水=がダメ押し弾を決めた。同組のオランダが3連勝を飾り、日本は2位通過。日本は29日、決勝トーナメント1回戦でパラグアイと激突する。

  ◇  ◇

 野焼きに煙るルステンブルクの夜空に描かれた2本の美しい弧が、1次リーグ突破への懸け橋となった。本田と遠藤‐。日本の誇る屈指の左右のプレースキッカー2人のアベックFK弾で、強敵デンマークを撃破した。

 前半開始早々、本田の咆哮(ほうこう)が響いた。左足に巣食う“悪魔”が目覚めたのは、前半17分だ。ゴール右斜め45度、距離は約35メートル。相手のファウルの笛を聞いた瞬間にボールをもぎ取りに行くと、そのまま数秒間、集中を高めて左足を振り抜く。無回転で空中に蹴り出されたボールは、まるで意思を持ったように左へ曲がりGKの手をかいくぐってゴールへと突き刺さった。

 “悪魔の左足”伝説が始まった北京五輪アジア2次予選の香港戦も、今年、CSKAモスクワを欧州CL8強に導いたセビリア戦のFK弾も同じく右斜め45度だった。“本田ゾーン”からの一撃は、自身フル代表では初となるFK弾。ゴールを見届けると、日本サポーターの席に向かい、両拳を握りしめ、雄たけびを上げた。「FKは俺の存在意義」と語る男が、自らの価値を改めて示した瞬間だった。

 そして前半30分には大黒柱MF遠藤が早々と試合を決めた。蹴った瞬間に、確信があった。本田とは対照的に柔らかく蹴り出されたボールは、鮮やかなカーブを描いてゴール右スミへ。キックの反動のままに走りだすと、投げキッスから点を指さすパフォーマンスで、歓喜を爆発させた。

 日本を支えるセットプレーキッカー。秘けつは“間合い”にある。「昔は笛が鳴ったら、すぐに蹴ってた。でもそれだとGKの間合いになっちゃう。今は自分の間合いで蹴れるようになった」。居合い切りの達人のような極意と、究極の精度を誇る右足で、ゴールネットを揺らしてみせた。

 かつてないほど下馬評が低かった岡田ジャパン。それでも、背番号7は下を向かなかった。「何をごちゃごちゃ言ってるの?という感じ。このチームは間違いなく4年前より強い」。2勝1敗で、堂々と決勝トーナメントへ。イレブンの歓喜の抱擁はまだ“過程”での一コマにすぎない。「ベスト4」の目標を、もう夢物語とは言わせない。


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