スポーツ

[ リスト ]

スポーツ報知 9月13日(月)10時29分配信

 楽天の岩隈久志投手(29)が来季から米大リーグに挑戦する可能性が12日、浮上した。海外FA(フリーエージェント)権は順調なら2011年シーズン中に取得となるが、今オフにもポスティングシステム(入札制度)での移籍を球団側に申し入れる。昨年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で連続世界一に貢献し、“陰のMVP”と呼ばれたエースが、世界最高峰のマウンドに立つ。

 日本球界が誇る右腕・岩隈が、海を渡る可能性が出てきた。今年6月に国内FA権を取得。大リーグ挑戦が可能な海外FA権取得は、順調にいって来季中だ。「まだシーズンが終わっていない。今、話すことはありません」と強調した上で「(今オフのメジャー移籍は)選択肢のひとつではある。終わってからいろんなことを考えて決めたい」と胸の内を明かした。

 今季の岩隈は8月31日のロッテ戦(千葉)で、歴代9位タイのスピードとなる205登板で通算100勝を達成。11日のオリックス戦(Kスタ)で今季10勝目(8敗)を飾り、3年連続5度目の2ケタ勝利をマークした。しかし、チームは交流戦終了後から失速。6月26日のソフトバンク戦(Kスタ)で敗れて最下位に転落すると、パ・リーグのCS争いから後れを取った。今週中にもBクラスが確定し、2006年以来の最下位は濃厚。その中でも岩隈は防御率2・74でリーグ4位と、1年を通して先発ローテーションを守ってきた。

 今季の岩隈の登板試合には、メジャーのスカウト陣が集結。9月に入ってから本拠地Kスタにインディアンス、Dバックス、メッツなどの球団関係者が視察に訪れた。米球界関係者は、昨年3月のWBC決勝(韓国)で先発のマウンドに立ったエースの制球力を高く評価。「今オフに(メジャーに)行くと聞いている。そのための準備をしている」と調査を進めてきたことを明らかにした。

 代理人には野茂、伊良部らを大リーグに送り込んだ団野村氏を中心に選定する見通し。岩隈は今季が3年契約の2年目だが、関係者によれば、メジャー移籍を希望した場合に限って3年目の契約を破棄し、入札に臨む条項が含まれているという。

 球団幹部は「戦力流出という意味で良くない。彼に出て行ってもらっては困る」と、現時点では入札制度に否定的な見解を示した。今季終了を待って話し合いに臨むことになる。

 ◆岩隈 久志(いわくま・ひさし)1981年4月12日、東京都生まれ。29歳。99年ドラフト5位で堀越高から近鉄入団。2004年に最多勝、最優秀投手を獲得。05年、球団合併に伴い楽天に移籍。07年オフに行った右ひじの手術を経て復活し、08年は両リーグ23年ぶりに21勝をマークし、リーグMVPと沢村賞を受賞。家族は妻と1男1女。190センチ、77キロ。右投右打。

 ◆ポスティングシステム 海外FAの資格を満たさずに米大リーグ入りを希望する選手に対し、所属球団の承認を得て独占交渉権獲得のために米大リーグ球団が入札する制度。98年に明文化された。最高入札額を提示した球団に独占交渉権が与えられる。交渉期間は30日間で、合意なら5日以内に入札金が支払われる。拒否も可能。適用期間は11月1日から翌年3月1日まで。


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事