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毎日新聞 10月1日(金)17時7分配信
郵便不正事件に絡む証拠隠滅事件で逮捕された大阪地検特捜部の主任検事、前田恒彦容疑者(43)によるデータ改ざんを隠ぺいしたとして、最高検は1日、当時の上司だった大坪弘道・前特捜部長(57)=現京都地検次席検事=と、佐賀元明・前副部長(49)=現神戸地検特別刑事部長=を犯人隠避の疑いで逮捕する方針を固めた。大坪前部長らは容疑を否認しているが、最高検は前田検事の改ざんを故意だと認識していたと判断した。
調べでは、大坪前部長らは今年2月ごろ、前田検事が証拠品のフロッピーディスク(FD)内に記録された偽証明書のデータを故意に改ざんしたことを認識しながら調査や公表をせず、前田検事の犯罪を隠した疑いが持たれている。
検察関係者によると、大坪前部長は今年1月末〜2月ごろ、同僚の検事らから「前田検事がFDのデータを故意に書き換えた疑いがある」との報告を受け「公表すべきだ」と求められた。しかし、前田検事に事実関係を確認した大坪前部長と佐賀前副部長は過失として処理することを決め、小林敬検事正と玉井英章・前次席検事(現大阪高検次席検事)に「問題ない」と報告したとされる。
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