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時事通信 1月29日(土)6時38分配信
【カイロ時事】ムバラク大統領の退陣を要求して4日連続で大規模な反政府デモが起きたエジプトでは28日夜、カイロなど3都市に夜間外出禁止令が出された後も、デモ隊による抗議行動が続いた。AFP通信によると、カイロやスエズなどで同日発生した抗議行動で少なくとも20人が死亡、数百人が負傷した。
民衆デモで政権が崩壊したチュニジア政変が波及する形となったエジプトでの抗議行動は激しさを増しており、収拾する気配は見せていない。カイロ市街には警官隊だけでなく、装甲車や軍用ヘリコプターなどが出動し、騒然とした雰囲気に包まれている。
一方、野党、新ワフド党の幹部バダウィ氏は同日、「移行政府を樹立し、新たに議会選挙を実施する時だ」と訴える声明を出した。
カイロでは同日夜、与党・国民民主党(NDP)本部で火災が発生。英BBC放送によると、外務省やテレビ局が入居するビルなどもデモ隊に取り囲まれている。
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