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産経新聞 3月4日(金)9時38分配信
 【カイロ=岩田智雄】内戦状態にあるリビアの最高指導者カダフィ大佐が南米ベネズエラのチャベス大統領との電話会談で、同大統領が提示した反体制派との仲裁案を受け入れる考えを示したことについて、リビア東部ベンガジを拠点とする反体制派「国民評議会」のスポークスマンは3日、「遅すぎた。あまりに多くの血が流れた」と述べ、仲裁を拒絶する考えを示した。フランス通信(AFP)が伝えた。

 スポークスマンは「チャベス氏と交渉できることは、カダフィ氏が(永遠に)ベネズエラに行ったままになるかどうかだけだ。その場合私たちは、カダフィ氏を裁きにかけるため帰国させるようチャベス氏に求めることになる」と語った。

 ベネズエラ政府筋は3日、ロイター通信に、ベネズエラ政府はブラジルのルラ前大統領が国際調停委員会を率いることを望んでいると述べた。ただし、こうした提案はまだ準備段階だとしている。

 また、食糧や医薬品など物資不足が伝えられる反体制派の拠点への緊急支援に乗り出した世界食糧計画(WFP)の報道官は3日、1千トンの小麦を載せてベンガジに向かっていた支援船が、空爆による危険があるとして引き返したことを明らかにした。

 リビアでは、カダフィ氏側の軍部隊が反体制派が支配する東部の石油施設拠点ブレイガなどへの空爆を続けている。

 一方、カダフィ氏の次男サイフルイスラム氏は3日、英テレビ局のインタビューで、「空爆は反体制派への脅しにすぎない。港を攻撃するものでも、国民を殺害するためのものでもない」と述べた。


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