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産経新聞 3月9日(水)15時9分配信
年金の変更届を出し忘れた専業主婦の救済問題をめぐり、長妻昭前厚生労働相は9日、細川律夫厚労相への引き継ぎ書に記載しなかったことを認めた上で、「今から考えれば、引き継ぎ書にも盛り込む必要があったのではないかと思う」との認識を示した。国会内で記者団に答えた。
細川氏に引き継がなかった責任については、「当時としてはそういう判断だった」と述べるにとどめた。国会でみずからが説明することに関しては、「まずは厚労相から説明をいただくことだ」として現時点で否定的な考えを示した。
これに関連し、細川氏は9日の衆院厚生労働委員会で、救済問題について「混乱を生じたことについて、大変申し訳なかった」と謝罪した。
細川氏は、8日夜に決定した政府の新たな対応策で、受給者への過払い分返還や年金額減額の可能性があることについて「どう公平を保っていくか。年金生活している高齢者の生活が大変になるのではないか。この2つの兼ね合いをどうつけるかが難しい」との認識を示した。
また片山善博総務相は9日の参院予算委員会で、救済策を厚労省の課長通知で実施したことの違法性に関して「違法という疑いが全くないわけではないが、そこまでなら許されてしかるべきだという見解もあった。一種のグレーゾーンの領域にある」と述べた。
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