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時事通信 4月19日(火)20時22分配信
福島第1原発の2号機原子炉建屋内に高温の蒸気がこもっていることがロボット調査で分かったことについて、東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理は19日夜の記者会見で、原子炉下部の圧力抑制室が一部損傷しているとみられることが原因の可能性があると述べた。
しかし、その場合は原子炉建屋内の放射線量が、1階入り口内側で測定された毎時4.1ミリシーベルトより高くなると考えられる。蒸気の原因は特定できておらず、安定冷却に向けた工程表の見直しに至るかはまだ判断できないという。
2号機は原子炉から高濃度の放射能汚染水が漏れ、タービン建屋地下や海水配管トンネルなどに大量にたまっていると考えられる。東電は19日午前10時8分から汚染水を集中廃棄物処理施設へ移送し始めた。
ポンプの能力から計算すると、同日午後6時時点で96トン移送したはずだが、トンネル立て坑の水位は同日午前7時時点の地表まで80センチからほとんど変わっていないという。
一方、1、3号機の原子炉建屋内のロボット調査でがれきが見つかり、内部の放射線量が高かったのは、水素爆発の影響が考えられる。安定冷却に向けた作業に向け、別のロボットでがれきを撤去することも検討したいという。
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