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産経新聞 4月29日(金)7時57分配信
■被災地結ぶ友情
東日本大震災の影響でマンボウが死んだ松島町の「マリンピア松島水族館」に茨城県大洗町の「アクアワールド大洗水族館」から子供のマンボウが贈られ、28日に届けられた。健康状態は安定しているといい、29日から一般公開される。
松島水族館は津波で水槽内の水を加熱するポンプのモーターが故障。水温が低下し、マンボウは震災から8日後の3月19日に衰弱死しているのが見つかった。
寄贈されたマンボウは、体長50センチ程度の子供とみられる。この日午前6時にトラックで大洗水族館を出発し、10時半ごろに到着。松島水族館の職員らが、専用の水槽に慎重に移し替えた。ほかにもイヌザメやノコギリダイなど合わせて27尾も贈られた。
マンボウは水質や水温の違いなど、わずかな環境の変化でも体調を崩してしまうというが、これまでのところ目立った変化はなく、元気な様子だという。
松島水族館の西條正義館長は「マンボウは当館の目玉であり、いて当たり前の魚だったので、感謝にたえない。水族館にさらに活気を与えるきっかけにしたい」と話した。
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