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時事通信 5月1日(日)13時21分配信
東京電力は1日、福島第1原発で3月まで働いていた女性社員19人のうち、40代の女性が国の限度の3カ月で5ミリシーベルトを超える被ばくをしていたことが新たに判明し、超過したのは計2人になったと発表した。医師の診断は2日に受けるが、これまで健康上の問題はないという。
この女性の被ばく線量は7.49ミリシーベルト。3月15日まで免震重要棟の1階医務室で気分が悪くなった作業員の介護に当たっていた。作業員に付着した放射性物質を吸い込むなどしたとみられ、6.71ミリシーベルト分は内部被ばくだった。看護師ではないという。
同原発では消防機材の管理をしていた50代の女性が17.55ミリシーベルトの被ばくをしていたことが明らかになっている。女性社員は3月23日までに全員退避したが、1、3号機で水素爆発が起きた後も被ばく防止対策が不十分だった免震重要棟で働いていたのが被ばくの主因だった。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は記者会見で「反省している。今後は事故時に女性をすぐ避難させる対応を取りたい」と述べ、他の原発にも教訓を生かしてもらう考えを示した。
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