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河北新報 5月2日(月)6時13分配信
宮城県塩釜市の観光桟橋にある観光施設「マリンゲート塩釜」が1日、営業を再開した。丸文松島汽船による塩釜―松島間の遊覧船も運航を再開し、塩釜の観光拠点として復興の一歩を踏み出した。
マリンゲートは営業再開に合わせ、復興市を始めた。津波被害により店舗で営業を再開できたのは一部の飲食店にとどまったが、土産物店12店が1階ホールにワゴンを並べて地酒や水産加工品などを特価で販売、久しぶりに活気が戻った。
マリンゲート前の観光桟橋からは午前9時、再開第1便の松島行き遊覧船が出航。約50分で湾内を遊覧する船に観光客約10人が乗り込んだ。
松島までの航路は震災直後は津波で流出したノリ養殖施設などが漂流し航行できなかったが、宮城県などの回収作業に丸文の遊覧船も協力し、運航再開にこぎつけた。丸文によると、大型連休後は修学旅行などの団体客でにぎわう季節だが、予約は震災後すべてキャンセルになった。
丸文松島汽船の佐藤昭夫社長(66)は「客は当面少なくなりそうだが、新たな予約も入ってきた。最盛期の秋に向かって首都圏などに営業をしていきたい」と話し、遊覧船の出航を見送った。
マリンゲートの復興市は当面、午前9時〜午後4時。飲食店は午前11時〜午後4時。
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