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毎日新聞 5月16日(月)11時42分配信
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた衆院議員、石川知裕被告(37)ら元秘書3人の第12回公判が16日、東京地裁(登石郁朗裁判長)であり、三重県の中堅ゼネコン「水谷建設」の元取締役の男性が「04年10月に小沢事務所に持っていく5000万円を本社から東京支店に運んだ」と証言した。
元取締役の証言によると、同年10月10日か11日ごろ、水谷功元会長から「13日に(川村尚)社長が中国から帰国するのにあわせて東京支店に5000万円を運んでほしい」との電話を受け、13日午前7時ごろ、本社で他の同社幹部から現金の入った紙袋を受け取った。この幹部は「またお金がかかるので、大変やね」と元取締役に話しかけたという。
元取締役は同日中に紙袋を自分のバッグに入れて新幹線で上京。東京支店で「社長の大事な荷物なので、社長が来るまで預かってください」と言い、自ら支店内の金庫に紙袋を入れたという。
川村前社長は4月27日の公判で、04年10月に石川被告、05年4月に元公設第1秘書の大久保隆規被告(49)にそれぞれ5000万円を渡したと証言。岩手県奥州市のダム建設工事に参入できた謝礼だったとしている。両被告はこうした裏金の受領を否定している。【野口由紀】
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