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読売新聞 5月27日(金)8時44分配信
名古屋市瑞穂区豊岡通の野田功さん(79)方で25日未明、7人が死傷した火災で、火元とみられる2階南東の8畳間では、パソコン3台のコードのほか、電化製品などのコードも折り重なっていたことが、愛知県警への取材でわかった。
コードはパソコンが置かれた机の裏側付近にまとめられていたといい、県警は、これらのコードが過熱し、ショートして発火したとの見方を強めている。
捜査関係者によると、コードは机の下の壁際に、ひとかたまりになっていたという。経済産業省所管の独立行政法人・製品評価技術基盤機構(NITE)によると、通電しているコードは、電線の電気抵抗で熱を持つ。束ねて使うと、この熱が逃げにくくなって高温になり、被覆が溶けてショートすることがあるという。さらに、束ねることでコードがねじれたり曲がっていたりすると、その部分の被覆が弱くなるうえ、内部で電線が切れかかり、ショートしやすくなるという。
8畳間にまとめられたコードは、長期間、目の届きにくい状態に置かれていたとみられ、県警はショートして出た火種が、たまったほこりなどに引火して徐々に燃え広がったとみている。
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