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河北新報 6月11日(土)16時12分配信
宮城県角田市が福島第1原発事故を受け、市内の全小中学校で屋外プールを使った水泳の授業を実施しない方針を固めたことが10日、分かった。
中止の対象となるのは市立の小学校8校、中学校3校。各学校のプールの代わりに、市屋内温水プールで授業を行う。各学校と温水プールを結ぶバスの運行など、関連経費を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を市議会6月定例会最終日の22日に追加提案する。
市は5月上旬から週2回、県から貸与された測定器を使い、小中学校の校庭などで放射線量を計測して公表。いずれの学校も、国が屋外活動制限の基準として示している1時間当たり3.8マイクロシーベルトを下回っている。
ただ、プールの使用については放射線量の規定がなく、市教委は「使っても大丈夫と判断できる材料がない。保護者の間に不安の声もあり、代替プールを利用することにした」と話している。
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