支援

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毎日新聞 6月23日(木)11時27分配信
 ◇「少しでも長くいて」
 東日本大震災の被災地では、ボランティアの活動も長期に及び、被災者との間で交流も生まれている。岩沼市内の公園に設けた「テント村」で寝泊まりしながら活動するグループは、震災直後から園内の生活に独自ルールを制定し、付近住民に迷惑を掛けないように配慮してきた。住民側も「長くいてほしい」と風呂に入ってもらったり、食事を差し入れしている。【小林洋子】
 「テント村に来なければ1週間くらいで帰っていたかもしれない」。4月22日からボランティアを続け、2代目のテント村「村長」を任されている広島県出身の星加自然(ほしかじねん)さん(25)はこう振り返る。「何かしたい」と同市を訪れたがボランティアもキャンプ生活も初めて。手助けしてくれたのが、既にテント村にいたボランティアで、テントの張り方を教えてくれたり、シートを貸してくれた。
 ■独自のルール
 テント村には独自ルールがある。テントを張る場所は公園隅で、子供たちが遊ぶスペースを奪わない。ゴミ袋など共用品は金を出し合って購入。午後8時から翌朝5時半までは「サイレントタイム」で静かに過ごす。
 このような気遣いを知ったのか住民からは「うちの風呂を使って」「料理を食べて」などの申し出が増えた。市内の会社員、菊地忍さん(42)も地元の団体や知人に呼び掛けて牛丼や焼きそばを差し入れしてきた。「テント村の人に少しでも長くいてもらいたい。また岩沼に来てもらえるよう環境を良くしたい」と菊地さんは話す。
 ■平日は約20張り
 ただ、東京都から来た竹野耕平さん(39)が「早くヘドロを片付けたいが厳しそうだ」と話すように復興への道のりは厳しく、今後の体調管理も課題になりそうだ。ボランティアの数も減り、5月の大型連休では150近くあったテントが今は平日で約20張りにとどまっている。
 がれき撤去などに当たる星加さんは「頼まれた仕事を時間内にできないこともある。いつ元に戻せるのか」と厳しい表情を見せた。

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