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河北新報 7月25日(月)13時46分配信
東日本大震災で被災した10代の女の子を応援しようと、仙台市内の大学や専門学校に通う女子が31日、宮城野区の榴岡公園でイベント「ティーンズの女子会」を開く。全国から寄せられた雑貨や小物を贈るほか、カフェやファッションショーなど「女子会」的なメニューを詰め込んだ。メンバーは「楽しい時間を過ごして元気になってほしい」と張り切って準備を進めている。
主催は「チームMDG」とせんだい男女共同参画財団(仙台市)。チームMDGのMは宮城学院女子大、Dはドレメファッション芸術専門学校、Gはガールズの頭文字で、両校の女子学生12人が中心メンバー。似通った境遇の人が助け合う「ピアサポート」の発想で、年齢が近い女性たちが中高生支援に一役買う。
当日はカフェを開設し、メークができるコーナーも設ける。手持ちの服でできる着こなしを提案するファッションショーも開く。会場では約300人分の雑貨などのプレゼントを用意し、メンバーが飾り部分をデザインしたそろいのバッグとともに配る。
せんだい男女共同参画財団は被災者支援の活動を通じ、10代女子のニーズが把握されにくい現状を知り、大学教授らを介して協力を依頼。賛同した学生が6月上旬にチームを結成し、財団のホームページで品物を募るなど準備を進めた。
「若い子は震災後、しんどい思いをしていると思う。震災の記憶は消せないけれど、笑顔の思い出を増やして一緒に頑張っていこうと伝えたい」とドレメファッション芸術専門学校2年の熊谷茉紀さん(19)。宮城学院女子大3年の野坂華子さん(20)は「親や先生には言えなくても、年が近いと話せることもある。楽しく話して、将来に夢を持ってもらえたら」と期待する。
財団の加藤志生子管理事業係長は「被災して心が傷ついているのに、大変な時だからと気持ちを抑え込む女子中高生は少なくない」と指摘。「つらさを長く抱えないよう心の回復を促すことが大事。お姉さんたちによる女子会を通じ、生きる力や可能性が自分の中にあると気付いてほしい」と参加を呼び掛ける。
参加無料。開場時間は午前10時〜午後3時。連絡先は財団022(268)8044。
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