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河北新報 7月30日(土)6時10分配信
東北電力は29日、2012年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表し、純損益は前年同期の193億300万円の黒字から166億9100万円の赤字となった。05年3月期に四半期決算の開示を始めて以来、4〜6月期の純赤字は初めて。女川原発(宮城県女川町、石巻市)と東通原発(青森県東通村)で震災後の運転停止が続き、火力発電所の燃料費が増えた。
経常損益も409億5200万円の黒字から、191億3400万円の赤字に転落した。
売上高は震災で販売電力量が16.2%減となったことが響き、11.8%減の3472億2900万円となった。
燃料費は866億8100万円で、59.4%の大幅増。火力発電所の稼働率が上昇した上、火力で使用する石油や液化天然ガスの価格上昇も影響した。
海輪誠社長は記者会見で、今後の見通しについて「震災からの復旧費などコストは増えるが、効率化も徹底的に進めたい」と強調。中間期と通期の業績予想に関しては「不確定要素が多く、合理的算定が困難」として開示を見送った。
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