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読売新聞 9月16日(金)11時48分配信
来春卒業予定の高校生に対する企業の採用試験が16日解禁された。
今年は西日本で求人数が昨年より増加傾向にある一方、東日本大震災や節電の影響を受けた東日本では厳しい状況にあり、就活生には狭き門となっている。
厚生労働省によると、来春卒業予定の高校生の7月末現在の求人倍率は前年同期比0・01ポイント増の0・68倍。震災前は景気が回復傾向にあったため、求人数は西日本で改善した一方、東北は同4・5%減の7599人、関東は同2・4%減の1万6384人と悪化。岩手は同13・5%増の1258人となったものの、福島は同14・7%減の1779人、宮城は同9・0%減の1851人となった。
このため県外就職を希望する高校生が増加。5月15日時点で福島で昨年の1033人から1397人、宮城では昨年の489人から637人となった。同省では、ハローワーク職員らを首都圏の企業に集中的に訪問させるなど、求人の掘り起こしに躍起となっている。同省若年者雇用対策室は「円高などで今後も就職戦線は予断を許さない」としている。
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