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産経新聞 10月5日(水)7時28分配信
【ワシントン=柿内公輔】米電子機器大手アップルは4日、スマートフォン(高機能携帯電話)の新機種「iPhone(アイフォーン)4S」を14日に日米など7カ国で発売すると発表した。インターネット経由でデータを共有する新サービス「アイクラウド」に対応し、音声認識機能も初めて搭載した。
「4S」はデザインは昨年6月に発売した「4」とほぼ同じだが、基本ソフト(OS)を刷新。データの処理速度が最大7倍と向上し、800万画素のカメラを搭載して、動画の撮影がより高精度になった。
音声認識では、レストランの検索や天気の状況、アラームやスケジュールの設定などが呼び掛けるだけででき、地図で行き先を表示する機能なども搭載した。英語、ドイツ語、フランス語に対応している。
米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した端末がスマートフォン市場を席巻しており、アップルは新機能を盛り込んだ「4S」で対抗する狙いだ。
ただ、従来の「4」を大幅に超える機能を期待していた一部のユーザーや投資家の失望も誘い、株式市場ではアップル株が急落する場面もあった。
7日から予約を受け付ける。価格は2年契約で、米国で記憶容量に応じて199ドル(約1万5千円)から399ドルまでの3種類。「4」は99ドルに値下げした。「3GS」は無料になる。日本ではソフトバンクモバイルに加え、KDDI(au)も初めて販売することになり、取り扱いが2社となる。
最高経営責任者(CEO)から会長職に退いた創業者のジョブズ氏が新製品を手に登場するとの観測もあったが、同氏は姿を見せなかった。
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