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毎日新聞 10月5日(水)11時4分配信
◇家の修復待ちなどで暫定的措置
石巻市の亀山紘市長は4日の会見で、市内の全避難所を11日で閉鎖する一方、公民館などを「待機所」として避難住民を受け入れると発表した。避難所閉鎖は、市が予定していた計7297戸の仮設住宅が9月末までに完成したことに伴う措置。待機所は、家の修復待ちなどの事情で仮設住宅への入居を希望しない避難者向けに暫定的に設置する。
同市では、現在も学校など33カ所の避難所で686人(3日現在)が避難生活を送っている。待機所は公民館や集会所など約10カ所に設置。市は自立生活が望ましいとしているが、当面の間は食料などを支援する。市は、100人程度が待機所で生活するとみている。
避難所で暮らしている理由としては(1)希望する仮設住宅に当たらなかった(2)損壊した家の修復待ち(3)賃貸住宅への入居待ち−−などが多い。市は、未入居率が高い郊外にある仮設住宅を勧めているが、車がないと不便などの理由で不安を抱く避難者も多いという。
亀山市長は「郊外の仮設住宅は生活に不便だと思うが、バスの運行などで対応していきたい」と仮設住宅への入居に理解を求めた。【石川忠雄】
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