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河北新報 12月1日(木)13時43分配信
東日本大震災の被災地支援のため東北の高速道路で新たな無料化が1日、始まった。被害の大きかった太平洋側の路線は全車種が毎日無料で、出口料金所での被災関係の証明書提示が原則不要になった。自動料金収受システム(ETC)レーンを使っても料金は徴収されず、仙台市内の料金所などでは、これまで目立っていた渋滞が緩和された。
仙台市若林区の仙台東部道路仙台東インターチェンジ(IC)では、早朝から通勤車両が料金所をスムーズに行き交った。前日まで料金所を先頭に本線まで及んだ車列もほとんどできなかった。
料金所の担当者は「ETCレーンの利用が大幅に増えた。交通量は普段と変わらないが、トラックが多少増えたようだ」と話した。
ただ、ETCレーンでカードを刺し忘れたり、一般レーンで証明書を提示しようとしたりするドライバーも多く、新制度が十分に認識されていない様子もうかがえた。
新制度では日本海側の路線は、観光振興として土日祝日だけETC搭載の普通車以下に限って無料となる。
遠隔地に転居した被災者支援枠も用意され、出発地、到着地のいずれかが被災地である場合で、震災後に生活拠点が移ったことが分かる書類を提示すると、被災地以外の区間を含め無料となる。岩手、宮城、福島3県に加え、青森県の3市町、茨城県の12市町村から被災地外に避難・転居した住民が対象。
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