支援

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河北新報 3月6日(火)13時54分配信
 東日本大震災後、仮設住宅の子どもを対象に各地で「塾」を開いている仙台市のNPO法人アスイクが、新たに学習支援センターを宮城野区榴岡5丁目に開設した。家計の状況に左右されず、子どもたちに学びと成長の機会を提供するのが目的で、被災者以外も利用できる。さまざまな人たちが運営に関わる仕組みづくりにも取り組んでいる。
 学習支援センターの名称は「19Tsutsujigaoka(ジューク・ツツジガオカ)」で現在、市内の小中学生8人が通う。学習を支えるサポーターには民間教育機関の研修を受けた大学生や主婦、幼稚園教諭ら30人が登録している。
 利用できるのは火曜から金曜日で、午後4〜7時は自由に使える自習時間、7時〜8時半はサポーターが付き添う学習時間となる。利用時間、回数は自由に設定できる。
 一般の学習塾と異なり、月会費は原則5000〜1万2000円の範囲で、家計に応じて決める。5000円以下の場合もある。教材は、活動に賛同する大阪市の教材開発会社が提供しているが、自分で持ち込んでもいい。
 震災後、石巻市から仙台市内の借り上げ仮設住宅に引っ越してきた中学1年の女子生徒は「学校の授業で分からなかったことを教えてもらえる。苦手な英語も好きになった」と笑顔で語る。
 サポーターの山形大工学部1年屋代和美さん(19)は、大学の授業の一環として学生約20人でローテーションを組み、毎週、山形市から通う。「教えることが好きなので『分かった』と言ってもらえるとうれしい」と言う。
 「19」はビルの1階にあり、一角がデザイナーやライターら個人事業主用の貸し事務スペースとなっている。1ブースを月2万円で貸し出しており、入居者には、特技を生かして子ども向けのワークショップや講座を開いてもらう。
 アスイク代表理事の大橋雄介さん(31)は「学習面を伸ばすだけでなく、子どもたちが多様な大人と関わりながら、自分に自信を付けていく場にしたい」と話している。
 アスイクは利用者とサポーター、事務スペース入居者を募集している。連絡先は022(781)5576。

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