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毎日新聞 3月11日(日)11時31分配信 港町に春を招く塩釜市の塩釜神社の「帆手(ほて)まつり」が10日行われた。大火に苦しんだ江戸時代に「火伏せ」の祭りとして始まり330年続く行事は今年、震災からの復興を願って例年以上の盛り上がりを見せ、重さ1トンの大神輿(おおみこし)が巡った街は久々の熱気に包まれた。 祭りの見せ場は神輿が神社表参道の202段の石段を昼に下り、夜に上る「ご出発」と「お戻り」。雨の中を正午過ぎ、白装束の16人の担ぎ手が、左右に揺れる神輿のバランスを取りながら懸命に力と息を合わせ無事下りきると、観衆から大きな拍手がわいた。 お供や稚児行列を従えた絢爛(けんらん)豪華な神輿巡行が早春の風物詩に定着し、観光客や写真愛好家も詰めかけた。神輿の担ぎ手を担う氏子青年会の千田忠一会長(49)は「今年は特別な思いを込めて準備に励んだ。震災復興への心意気を示したい」と話した。【渡辺豊】
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