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河北新報 3月21日(水)13時53分配信
第84回選抜高校野球大会は21日午前9時から兵庫県西宮市の甲子園球場で開会式が行われ、12日間の大会が幕を開けた。
開会式では、東日本大震災で大きな被害を受けた苦難を乗り越え、21世紀枠で選出された石巻工(宮城)の阿部翔人主将が「日本が一つになりその苦難を乗り越えることができれば、その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。だからこそ日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を。見せましょう。日本の底力、絆を」と力強く選手宣誓した。
大会には石巻工のほか、光星学院(青森)花巻東(岩手)聖光学院(福島)と8年ぶりに東北から4校が出場。昨年は震災の影響で入場行進をしないなど簡素化された開会式は、通常通り行った。
青空の下、人気アイドルグループ、AKB48の「Everyday、カチューシャ」に合わせて、出場32校は女満別(北海道)から神村学園(鹿児島)まで北から南の順に行進。石巻工にはひときわ大きな拍手が送られた。
前回大会で球場正面に掲示され、その後、石巻市に貸し出されていた「がんばろう!日本」の横断幕も披露された。震災1年の今月11日、石巻市民によってメッセージが書き込まれ、入場行進の列に加わった。
開幕試合では、2年ぶり11度目出場の三重が、春は初出場の鳥取城北に6−5で競り勝った。順調に進めば、決勝は4月1日に行われる。
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