|
毎日新聞 4月28日(土)11時51分配信
昨秋11月から積雪で冬季閉鎖されていた宮城、山形両県を結ぶ山岳観光道路「蔵王エコーライン」(主要地方道白石・上山線、全長26キロ)が27日、約6カ月ぶりに全線開通した。蔵王連峰「夏山開き」もあり、本格的な観光シーズンを迎えた。
開通式典は午前10時半、県境山頂の宮城県側にある刈田峠駐車場で開かれ、両県関係者約100人が出席。夏山登山者の安全と遭難防止などを祈願した後、テープカットやくす玉開きがあった。また、全線開通から今年で50周年を迎えることから宮城、山形両県から訪れた先着ドライバーそれぞれ25人に記念品が贈られた。
この日は、山頂付近に通じる道路は濃霧に覆われるあいにくの天気。積雪量は平年並みだが、宮城県側の標高約1400メートルの「縞(しま)の沢」付近は今でも約8メートルの雪の壁が残っている。小旗やモールで飾り付けた車両が、雪の壁を縫ってパレードするなどして全線開通を祝った。
当面は路面凍結の危険があるため、午後5時〜翌朝午前8時までは通行止めとなる。【豊田英夫】
|