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時事通信 7月13日(金)9時59分配信
12日からの豪雨で大きな被害が出た熊本、大分両県では13日、土砂崩れに巻き込まれるなどした人たちの捜索活動が続いた。熊本県阿蘇市、南阿蘇村、大分県竹田市でこれまでに計19人が死亡。7人が行方不明になっているほか、熊本県高森町では避難所から自宅に戻った女性1人と連絡が取れていない。
17人が死亡した阿蘇市では、依然5人の安否が不明。増水で捜索が困難な場所があるほか、雨の影響で中断を余儀なくされるなど、捜索活動は難航している。
同市三久保の土砂崩れ現場では、県警や消防などが重機を使い、前日夜に死亡が確認された一田悦子さん(64)の夫達雄さん(66)と、隣家に住む田中八千代さん(73)を捜索した。車で農業用ハウスの様子を見に出掛けた男性らの行方も分からず、捜索を続けている。
また、高森町で12日午後、避難所から「自宅を見に行く」と出掛けた同町上色見の女性(81)が13日になっても戻らないという。
阿蘇市は13日朝、避難勧告の対象を市内全域の1万1134世帯に拡大。南阿蘇村は262世帯への避難指示を継続し、竹田市は全1万564世帯への勧告を続けた。
3市村によると、計850人以上が小学校などの避難所で一夜を明かした。阿蘇市では13日午前、約850人が中学校などに避難。南阿蘇村でも約180人が病院などに避難した。
総務省消防庁の13日午前7時までのまとめでは、少なくとも熊本県で71棟、大分県で2棟の住宅が全半壊した。
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