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3月9日8時1分配信 スポーツ報知


米ロサンゼルスで1981年に起きた銃撃事件でサイパンで逮捕された元会社社長、三浦和義容疑者(60)について、日本の裁判で弁護人を務めた弘中惇一郎弁護士(62)は8日、高額な裁判費用を“カンパ作戦”で賄う考えを明らかにした。ロサンゼルスの弁護人に決まったマーク・ゲラゴス氏(50)は、米歌手・マイケル・ジャクソン(49)の幼児虐待訴訟など著名事件の弁護で知られ、弁護団の費用は億単位に膨らむ可能性もある。カンパの成否は、裁判の行方をも左右することになるかもしれない。

マイケル・ジャクソンやハリウッド女優・ウィノナ・ライダー(36)ら、“セレブ御用達”の辣(らつ)腕弁護人を味方につけた三浦元社長だが、早くも難題が立ちはだかっている。

ゲラゴス氏は、弁護費用も“セレブ級”。1時間当たり、400〜700ドル(約4万1000〜7万2000円)とも言われており、弁護団の人数によっては時給数十万円の費用が必要になる。裁判が長期化すれば、億単位に膨れ上がる可能性も高い。

三浦元社長は、先月27日にサイパンの法廷で「年収は妻のビジネスで3万ドル(約310万円)。私には収入がない」と公選弁護人の選任を強く希望したように、セレブ弁護団を雇えるだけの資産はない。

そこで浮上したのが、カンパ作戦だ。

弘中弁護士は、三浦元社長の裁判費用支払い能力については「最初から心配な問題」ときっぱり。カンパを一つの方法として、家族に提案したことを明らかにした。

すでに、三浦元社長と親交の深いモッツ出版社長の高須基仁氏(58)も、裁判費用を集めるためにチャリティーイベントを開くことを公言している。

弘中氏によると、三浦元社長は、ゲラゴス氏が新たな弁護士に決まったことについて「ホッとしている」と安堵(あんど)の言葉を漏らしていたという。ゲラゴス氏は、弘中氏が日本での裁判でともに弁護を担当した喜田村洋一弁護士が、ロスの知り合いの弁護士を通じて紹介してもらったという。

ゲラゴス氏は7日、ロスの事務所前で記者団に「元社長の拘束は不当だ」と述べ、週明けにも逮捕の無効確認を求める申し立てを裁判所に提出する方針を明らかにした。

三浦元社長については日本で無罪が確定しているため、一事不再理の原則により、88年に出された逮捕状は無効になったなどと主張。身柄拘束の継続はカリフォルニア州法に違反しており「即時釈放されなければ、来週、裁判所に出向き、逮捕状の取り消しを求める」とした。

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