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5月14日7時5分配信 スポーツニッポン
競泳日本代表の上野広治監督(49)が13日、英スピード社の水着着用を解禁した。日本水泳連盟と国内3社との契約で、日本選手は北京五輪でスピード社の水着を着用できないが、6月のジャパンオープン(6〜8日、東京辰巳国際水泳場)などで実際にテスト。その結果を見て、スピード社と契約するかどうかを同10日の常務理事会で判断することになった。
日本競泳界を揺るがしたスピード問題が、ついに最終局面に突入した。上野監督はスピード社の水着着用について「(代表としてではなく)所属先の選手として出場する試合で試すことになる」と初めて着用を容認する方針を明言。その結果を受けて、6月10日の常務理事会で最終決断が下されることになった。
海外で世界新を連発しているスピード社の水着問題は、日本水連がミズノ、デサント、アシックスの3社と北京五輪での使用契約を結んでいることで、大きな混乱を呼んだ。現場からの容認論に押されて、常務理事会は30日までに3社に対して改良品を提出するよう要請。当初は先に改良品をテストする方針だったが、並行してスピード社の水着もテストし、最終判断をより厳密に行う方針に転換した。
テストの対象となる大会は、17日の日大中大対抗戦、18日の早慶戦(ともに辰巳)と6月のジャパンオープン。ジャパンオープンには欧州に遠征する一部を除く多数の代表選手が出場することから、事実上、これが最後のテスト大会となる。
この日急きょ行われた臨時常務理事会後、佐野和夫専務理事は「30日に各社の成果が出たら、そのあと約1週間を評価の期間としたい。6月10日の常務理事会で結論を出したい」と説明した。テストの結果、スピード社の水着を容認する結論が出た場合は、国内3社に次ぐ4社目としてスピード社と契約し、選手に選択権を与えることになる。約1カ月に及んだスピード問題も、ようやく結論への道が見えてきた。
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