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4月24日19時2分配信 読売新聞
日本航空、全日本空輸が、燃料費の値上がりに応じて国際航空運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(サーチャージ)を、7〜9月はゼロとする見通しとなった。
夏休みの海外旅行需要の追い風になりそうだ。
両社は3か月ごとにサーチャージを見直しており、指標とする航空燃料価格(シンガポールケロシン)の下落で、7〜9月分の基準となる直近3か月の平均が、廃止の基準となる1バレル=60ドルを下回ることがほぼ確実となった。
前年7〜9月のサーチャージは欧米線が片道2万8000円で、海外旅行需要の足かせとなっただけに旅行業界は、「繁忙期の夏休みに向け、明るい兆しが見えてきた」(中堅旅行会社)と歓迎している。今後、値ごろ感のある旅行商品が登場する期待も出てきた。
サーチャージは、日本では日航と全日空が2005年、導入を始めた。原油価格の高騰で、ピークだった08年10〜12月分では欧米線が片道3万3000円に達し、海外旅行離れを招いた。原油価格の下落で、現在のサーチャージは欧米線で片道3500円まで下がっている。
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