過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

産経新聞 3月28日(月)15時13分配信

東京電力福島第1原発事故の収束に向けて、放射線量の高い現場で命がけの作業を続けている同社と協力会社の社員が、1日に「非常食2食」しか摂取できないという劣悪な環境に置かれていることが28日、分かった。原子力安全・保安院の横田一磨統括原子力保安検査官が福島県災害対策本部で会見し、明らかにした。

 横田氏は作業状況などの確認のため、22〜26日に福島第1原発を視察。現場では新たな水、食糧などが入手困難な状況で、一時は1日あたり1人に提供される水の量は「1・5リットル入りペットボトル1本」だったという。

 水に関しては、その後改善されたが、食事は朝、夜の1日2食で、朝食は非常用ビスケットと小さなパック入り野菜ジュース1本、夕食は「マジックライス」と呼ばれる温かい非常用ご飯1パックと、サバや鶏肉などの缶詰1つだけだという。

 マジックライスは「ワカメ」「ゴボウ」「キノコ」「ドライカレー」の4種類から選べるという。

 こうした待遇は、東電社員と協力会社社員とも一緒で、東電幹部も同じものを食べているという。

 横田氏は「協力したいが基本的には事業者(東電)の問題。大変厳しい環境で作業に必要なエネルギーを得られていないと思う」と話した。

 作業員は常時約400人。「約1週間おきに交代していると思われる」(横田氏)が、作業時以外は、原子炉建屋から数百メートル離れた「免震棟」と呼ばれる建物を拠点にしている。

 下着など衣服も不十分で「着替えも難しい」(同)ほか、免震棟内は暖房が入っているとはいえ、夜間は毛布1枚づつしか与えられず、底冷えする中で眠っているという。

 さらに、現地は基地局の倒壊などで、衛星回線を除き、固定、携帯電話ともつながらない状況。「作業員らは家族との連絡手段も断たれている」(同)。トイレの水は確保されているが、「手洗いに水が使えず、洗浄用アルコールを用いている」(同)という。

 こうした環境の中、作業員からは愚痴などが聞かれるものの、作業の拒否などには至っていないという。

 ただ、発電所内はテレビを全局見ることができ、24日に3人が被曝した事故のニュースでは、現場の放射線量の高さに衝撃を受ける作業員も多かったという。

 横田氏は自身が5日間の現地確認中に受けた放射線量は計883マイクロシーベルトだったとし、胸部レントゲン約15回分の放射線量にあたる。

 横田氏は「福島第2原発の作業員を第1に投入し、交代を促す」など、第1原発の作業員の過労や、被曝防止の対応が必要との認識を強調した。

読売新聞 3月28日(月)5時23分配信
 東日本巨大地震の発生後、世界中に日本への支援・激励の輪が広がっている。

 ただ、被災地の需要と合わなかったり、日本側の対応に時間がかかったりして、支援の申し出が宙に浮くケースもあり、日本政府はさらにきめ細かい対応が必要になりそうだ。

 外務省によると、25日午後11時までに133の国・地域と39の国際機関から人員の派遣と物資の提供などの申し出があった。このうち、救助チームなどの人的貢献は21か国・地域・国際機関(25日現在)から、物資は26か国・地域・国際機関(27日現在)からそれぞれ受け入れた。

 米国からの在日米軍が保有する水10万リットル、食料品約80トン、衣類・毛布約40トン、中国からの毛布2000枚、テント900張、モンゴルからの毛布約2500枚、セーターなどの防寒着約800着などが、被災地に配られたという。

 各国政府は地震の発生直後から日本への支援を続々と表明した。しかし、必要な物資の調整などに手間取り、時間がかかったケースもあった。

 シンガポール政府は飲料水2万本、非常食糧4400食、毛布4350枚、マットレス200枚などの支援物資60トンを被災地に送った。地震発生の11日に支援の用意を発表したが、「日本からゴーサインを得るまで留め置かれた」(シンガポール赤十字社)といい、実際に物資を送ったのは8日後の19日だった。

 シンガポール政府関係者によると、シンガポール側は効率的な輸送のため軍用機で運ぶ案を打診したが、日本側に受け入れられなかった。最終的には、民間航空機で成田空港に運ばれ、シンガポール政府が契約した日本の民間運送会社のトラックで被災地に届けられた。

 欧州連合(EU)も11日から支援準備を始めたが、日本政府からは15日まで具体的な支援物資の要請がなかった。発送にも時間がかかり、被災地で毛布やマットレスなどの配布が始まったのは26日からだった。

時事通信 3月28日(月)14時30分配信
 宮城県名取市閖上地区で、生後11カ月の娘とともに津波にのまれ「死を覚悟した」という女性(38)が、避難先の同市内の施設で救出までの生々しい様子を語った。一緒に逃げた隣人2人は安否不明のままという。
 地震約30分後。女性は娘を抱いて家を出て、隣に住む女子中学生とその母親の計4人で車に乗り、避難所へ向かった。その直後。わずか50メートル先に津波が見えた。
 「車がふわっと浮いた」。瞬く間に車は流され、フロントガラスが割れた。「ゴゴゴーと、すごい音だった」。娘を抱き、必死で車の外に出たが、流れはあまりに速く強く、隣人らを見失った。
 アパート2階ほどの高さをただ漂うしかなく、真横を見覚えのあるアパートや家、車が流れていった。「私はここで終わりだ」。覚悟を決めた。しかし幼い娘は手を離せば一瞬で流される。泥水を飲みながら「守らなきゃ」と夢中で抱きしめ続けた。
 奇跡的に流れが変わり、何とかがれきの山にはい上がった。だが周囲を濁流に囲まれて動けず、偶然そばにいた見知らぬ女性2人と、雪が降る中身を寄せ合い一晩を明かした。その晩の閖上地区では火災も発生。「目の前で次々と家が燃えていった。危険と隣り合わせだったけど、明かりで安心もした」という。
 翌朝、自衛隊のボートで救出された女性と娘は、幸い大きなけがもなく、他の家族も無事だった。しかし一緒に逃げた隣人を含め、地区では多くの人が今も安否が分からないままだ。 

時事通信 3月28日(月)19時6分配信
 警察庁は28日、東京電力福島第1原発の半径10キロ圏内の福島県大熊町で見つかった男性の遺体収容を断念したと明らかにした。遺体に蓄積した放射線量が高く、搬送できないと判断した。圏内には他にも収容されていない遺体が残されている可能性があり、同庁は「対応策を検討したい」としている。
 同庁によると、遺体は27日午前、通報を受けた福島県警の機動隊員らが、同原発から5〜6キロ離れた屋外にある作業所敷地で発見した。
 遺体表面から全身除染が必要とされる「10万CPM(1分間当たりの放射線検出回数)以上」の放射線量を計測。搬送者が放射線を浴びる恐れがあるほか、搬送先にも広がる可能性があることなどから、収容を断念した。遺体は、収納袋に入れて近くの建物の中に一時的に安置したという。 

スポーツ報知 3月28日(月)8時1分配信
 東日本大震災による東京電力福島第1原発の事故で、東電は27日午前、2号機のタービン建屋地下にたまっていた水から、1立方センチ当たり29億ベクレルの放射性物質が検出されたと発表した。通常の原子炉内の水の濃度の約1000万倍に相当する極めて高い濃度。だが、夜になり、東電は「誤りがあった」として、発表内容を訂正。改めて採取、分析するとした。前日も発表訂正を行っており、連日の“誤報”。高レベル汚染水に阻まれ、復旧作業が進まない中、肝心の東電のデータの信頼性が、大きく揺らいでいる。

 この危機的状況で、東電が、また“誤報”を出した。最初の発表では、2号機の水は通常の1000万倍という高い濃度の数値。常に冷静な経産省原子力安全・保安院の西山英彦大臣官房審議官が「かなり大きい。見たくないようなひどい数字だ」と、思わず生々しい言葉を発したほどだった。

 29億ベクレルは、24日に3人が被ばくした3号機の水と比べても約1000倍。半減期が53分と短いヨウ素134が高濃度で炉心から今も放射性物質が漏れ続けているとも読み取れる。専門家に衝撃が走る数値だった。

 ところが、夜になり原子力安全委員会が「数値が高すぎて疑義がある」と東電に再分析を求める動きがあった。東電はこれを受けるように、「一部放射性物質の評価に誤りがあった」などと“誤報”を認めた。28日未明になり、再分析した結果、放射性物質の濃度が通常の「約10万倍」だったと発表。26日も水たまりの放射線量について、一度、発表した数値などを訂正する騒動があったが、同じ過ちを繰り返した。

 原発に詳しい技術評論家の桜井淳氏は「放射性物質の濃度や放射線量のデータは、住民が避難するかしないかなどを判断する重要な根拠になる」と説明。「放射性物質がまき散らされているのはつらい現実だが、政府や東電は黙っていても被害を拡大させるだけだ。一刻も早く正確な情報を提供すべきで、それが危機管理というものだ」と、厳しく批判した。

 東電によると、2号機の水表面の放射線量は1000ミリシーベルト以上。これまで測定された最大の数字で、4時間その場にいれば、30日以内に半数が死亡する高い数値で、危機的状況に変わりはない。そんな中、数値読み違いは、致命的な事態を引き起こしかねない。水の再採取の必要があれば、被ばくの危険性も増す。

 この日、東電が震災直後の12日未明に原発周辺のヨウ素の測定値が、検出限界値の100倍だったというデータを得ていたが、具体的な数値を公表していなかったことも発覚した。ここまで続けば、東電の分析能力不足という以上に、「隠蔽体質」という言葉もクローズアップされてくる。

 2号機は放射線量が高いため、水の排出は進んでいない。危険な状態のまま、復旧作業は足踏みが続く。国民と現場の作業員に、これ以上の不安と混乱を引き起こさないために、正しい情報を出しながら事態を早期収拾する。地に落ちつつある信頼を、東電が回復させるには、それしかない。

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事