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時事通信 2月20日(月)19時30分配信
 宇都宮大学などは20日、東京電力福島第1原発事故による避難について、福島県内で乳幼児がいる世帯を対象に行ったアンケート結果を発表した。避難できない理由として、費用や子どもの学校の事情を挙げる世帯が多く、同大の阪本公美子准教授は「乳幼児を抱える家族の多くは不安を感じている。国や自治体は十分な対応を行っていない」と指摘した。
 同大や福島県内の市民団体などは昨年8〜10月、家族に乳幼児がいて放射能汚染に不安を持っている300世帯にアンケート用紙を配布、238世帯から回答(一部項目は複数選択)を得た。
 このうち「避難を考えていない」と答えたのは90世帯。「避難を考えているがさまざまな事情がある」が112世帯で最も多く、「放射線の少ない所に避難したい」が49世帯あった。
 避難できない理由については、「避難に伴う資金面の問題」が55世帯、「子どもの学校関係の事情」が45世帯と目立った。 

時事通信 2月20日(月)16時52分配信
 関西電力は20日、高浜原発3号機(福井県高浜町、出力87万キロワット)の出力を定期検査のため、下げ始めた。深夜には発電が止まり、21日未明に運転を停止する見込みで、関電の原発11基は全て停止することになる。全国でも稼働するのは、東京電力柏崎刈羽6号機(新潟県柏崎市・刈羽村)と北海道電力泊3号機(北海道泊村)の2基のみとなる。
 関電管内では、原発全基の停止が続けば今夏に電力供給が最大25%不足するとの試算もある。このため、関電は大飯原発3、4号機(福井県おおい町)のストレステスト(耐性評価)結果を国に提出、再稼働の認可を求めている。ただ、地元の反発も強く、調整が難航すれば、国内の全54基が4月下旬に停止する事態も想定される。 

河北新報 2月20日(月)9時15分配信
 サッカー女子、なでしこリーグ覇者のINAC神戸と常盤木学園高(宮城)による「東日本大震災チャリティーマッチ」が19日、宮城県利府町の県サッカー場で行われ、INAC神戸が3−1で常盤木学園高を破った。

 INAC神戸は前半11分にFW高瀬愛実が先制。同32分、常盤木学園高のMF伊藤美紀に同点ゴールを許したが、後半に畳み掛け2点を加えた。

◎川澄がダメ押し点

INAC神戸 3 1−1 1 常盤木学園高
         2−0
▽得点者【I】高瀬(前半11分)南山(後半6分)川澄(同37分)【常】伊藤(前半32分)
 【評】INAC神戸が後半に常盤木学園高を突き放して快勝した。1−1の後半6分、中島の右CKに南山が頭で合わせて勝ち越すと、37分には高瀬のシュートのこぼれ球を川澄が右足で押し込んだ。常盤木学園高は前半32分、京川からパスを受けた伊藤が同点ゴールを挙げたが、後半はシュート数で圧倒された。

◎大野「勝ちにこだわった」

 INAC神戸が昨季のなでしこリーグを制した貫禄を見せた。チャリティーマッチとして行われたが、大野主将は「勝ちにこだわっていた。勝ったことは大きい」と振り返った。
 前半終盤、常盤木学園高に追い付かれたが、後半は圧倒。シュート数は相手の3本に対し、14本と大きく上回った。それでも、大野は「強かったと思う」と高校生の奮闘をたたえた。
 東日本大震災からもうすぐ1年。試合前には両チームの選手全員で震災の犠牲者に黙とうをささげた。
 川澄は「震災を忘れない意味でも大事な試合だった」と強調した。1月に気仙沼市で小学生と高校生を指導した大野も「自分たちの戦う姿を見て一人でも多くの子がサッカーをしたいと思ってくれれば」と願った。
 相手チームの選手として戦った京川、仲田が今季加入する。大野は「2人とも攻撃の起点となっていた。戦力になる」と期待を込めた。

◎持ち味発揮、決意を新た/京川と仲田

 常盤木学園高の京川と仲田が、今季入団するINAC神戸を相手にフル出場した。
 本職の左サイドで出場した仲田は、堅い相手守備に苦しみながらも、得意のクロスで好機もつくった。「あらためてレベルの差を感じたが、自分たちも得点できたし、見に来てくれた人たちに楽しんでもらえたと思う」と振り返った。
 京川は2トップの一角を担い、同点弾をアシストした。前半32分、FW道上のパスにいち早く反応してDFの裏に抜け出すと、左から折り返してMF伊藤のゴールを導いた。「得意のプレーでチーム(INAC神戸)にアピールできた」と笑顔を見せた。
 当初、後半は2人ともINAC神戸側に回る予定だったが、ハーフタイムにINAC神戸の星川監督が「同点だからこのままいこう」と申し出たため、後半も常盤木学園側で戦った。
 INAC神戸でのプレーについて、仲田は「(京川)舞と切磋琢磨(せっさたくま)して頑張りたい」、京川も「長所をさらに伸ばしていきたい」と決意を新たにした。

<守備に甘さ出た/INAC神戸・星川敬監督の話>
 選手はよく戦ってくれたが、守備で甘さが出て、京川にたびたび突破を許してしまった。ウチで(攻撃力のある)京川を獲得できたのは幸運。今後も(常盤木学園高と)試合をやっていけたら、と思う。

<また胸借りたい/常盤木学園高・阿部由晴監督の話>
 前半は相手のミスもあり、たまたま1−1になった。まだまだ、越えなければならない壁があるが、しっかりとした試合ができたことは大きな財産になる。また、胸を借りて勉強できればありがたい。

<田中明、後輩から刺激受ける>
 常盤木学園高OGでINAC神戸の田中明がフル出場した。右太ももの違和感から、10〜13日の日本代表合宿を辞退し、この日もプレーに切れを欠いた。「まさか最後まで出るとは思わなかった。準備不足でした」と、本人も苦笑い。
 持ち味のオーバーラップが影を潜め、失点も許した。だが、久々に対戦した後輩のはつらつとしたプレーに「体格があって、足元もうまい。レベルアップしている」と刺激を受けた様子。ロンドン五輪の代表入りに向けて「これからどんどん(調子を)上げていく」と気合を入れた。

<佐々木監督も観戦>
 女子日本代表「なでしこジャパン」の佐々木監督(尾花沢市出身)が試合を観戦した。昨年のワールドカップ(W杯)を制し、多忙を極める中、足を運んだ。常盤木学園高の京川ら、なでしこ候補らのプレーを熱心にチェックし、後半途中で会場を後にした。
 なでしこは、4月1日、ユアスタ仙台で行われる3カ国対抗キリン・チャレンジカップで、W杯決勝の相手米国と対戦する。金メダル狙うロンドン五輪への試金石ともいえる試合に向け、佐々木監督は着々と準備を進めている。

<常盤木学園高・伊藤美紀(同点ゴールを決め)>
 「なでしこジャパンのGKから得点を奪うことができて、自信につながる。気持ちを前面に出してプレーできた」

<常盤木学園高・鈴木里奈(主将としてチームをけん引)>
 「INAC神戸のスピードある展開に対応できなかった。さまざまな局面で、うまさを見せられ良い経験になった」

産経新聞 2月20日(月)9時7分配信
 財務省が20日発表した1月の貿易収支は、1兆4750億円の赤字となった。月ベースの赤字幅が初めて1兆円を超え、過去最大を記録した。

 赤字幅はリーマン・ショックによる世界的な景気低迷で需要が落ち込んだ平成21年1月(9679億円)を上回り、比較できる昭和54年以降で過去最大を記録した。これで貿易赤字は4カ月連続。欧州債務危機に伴う世界経済の減速や、中国の春節(旧暦の正月)を受けた輸出減が響いた。

 輸出は半導体等電子部品、鉱物性燃料や鉄鋼が大きく減少し、前年同月比マイナス9.3%の4兆5102億円で4カ月連続のマイナス。

 一方、輸入は液化天然ガス、原粗油や石炭が増加し、同9.8%増の5兆9852億円になった。輸入の前年同月比プラスは25カ月連続となっている。原油価格の高止まりや、原発停止で火力発電の燃料となるLNG(液化天然ガス)の需要が膨らんだことが寄与した。

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