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時事通信 4月4日(水)8時22分配信
 日本海で急速に発達した低気圧の影響で、北日本(北海道・東北)と北陸地方では4日午前、猛烈な風としけになった。気象庁は暴風や高波のほか、積雪が多い地域では大雨による雪崩にも厳重に警戒するよう呼び掛けた。西日本から東日本では暴風や大雨は収まったが、高波に引き続き警戒が必要。宮城県登米市では、強風の影響による倒木の下敷きになった女性1人が死亡しているのが新たに分かった。全国の死者は4人となり、38都府県の372人がけがをした。
 宮城県警によると、3日午後11時半ごろ、登米市米山町中津山、看護師加藤麻衣さん(28)が自宅から約700メートルの場所で倒木の下敷きになっているのが発見されたという。
 気象庁によると、発達した低気圧は4日午前、津軽海峡付近を東に進んだ。釧路沖に発生した低気圧も発達しながらオホーツク海に進んでおり、北日本は強い冬型の気圧配置に覆われる見通し。

読売新聞 4月3日(火)17時36分配信
 札幌市に本社を置き全国展開する学習塾「進学会」は3日、同社が発行する教材テキストで、著作権の取得が必要な教科書の文章を、無断で引用した部分があると発表した。

 同社は、テキストが教科書の著作権を侵害していたとみて謝罪し、社内調査を行うことを明らかにした。

 発表によると、無断引用が見つかったのは国語と英語の小学校高学年から中学生向けのテキストで、教科書の文章の一部を転載していたという。同社は引用した文章を明らかにしていないが、東京書籍や教育出版の教科書を引用し、テキストの表紙に「東」「教」など教科書会社の頭文字を明記。文章を教科書と同じ順序に並べて設問を作っていた。

 教科書が引用する文章は、教科書会社が作家から許諾を受けるが、完成した教科書の著作権は、教科書会社が持っている。

 教科書の著作権を管理する「教学図書協会」(本部・東京)によると、教科書を学習塾などがテキストに引用する際は、同協会に許諾を申請し、使用料などを決める仕組みになっている。

 無料で配布する場合も許諾が必要だが、進学会は、こうした手続きを行っていなかった。

時事通信 4月3日(火)12時46分配信
 東京電力福島第1原発事故で、昨年3月15日、放射性物質の拡散予測データ「世界版SPEEDI」の試算結果で、千葉市内で計測されたヨウ素を基に推計した同原発からの放出量が毎時10兆ベクレルという高い値が出ていたにもかかわらず、文部科学省と原子力安全委員会の間で十分な連携が取られず、現在も公表されていないことが3日、分かった。
 文科省や安全委によると、世界版SPEEDIは放出される放射性物質の拡散状況を半地球規模で予測するシステム。日本原子力研究開発機構が同システムを運用しており、昨年3月も文科省の依頼を受け、試算を行っていた。
 それによると、昨年3月14日午後9時ごろに福島第1原発から放出されたヨウ素の量は毎時10兆ベクレル、セシウム134、137もそれぞれ同1兆ベクレルと推計された。
 この試算データの評価について、文科省は安全委の担当と判断し、同16日に安全委へデータを送るよう同機構に指示した。同機構はメールに添付して送信したが、安全委は重要情報と認識せず、放置したという。同様にデータを受け取っていた文科省も、安全委に公表するよう連絡しなかった。

毎日新聞 4月3日(火)20時9分配信
 急速に発達しながら日本海を北東に進んだ低気圧の影響で、3日は全国的に暴風雨となり、北陸から九州の広い範囲で最大瞬間風速30メートル以上の暴風を観測した。毎日新聞の午後11時までのまとめでは、岩手県で男性が自宅屋根から転落死するなど計34都府県で3人が死亡、302人が負傷(42人は重傷)した。台風並みの勢力を持つ「爆弾低気圧」は更に発達し、4日も北陸や東北の日本海側で特に強い風が吹く見通し。気象庁は暴風や高波に引き続き注意するよう呼び掛けている。

 ◇40地点以上で観測史上最高風速

 気象庁によると、全国の40地点以上でこれまでの最大風速を更新。和歌山市・友ケ島で最大瞬間風速41.9メートル、富山県砺波市で39.8メートルを観測した。首都圏でも強い風が吹き、東京都八王子市では午後6時過ぎに38.9メートルを観測。雨も局地的に強く、神戸市では1時間に55ミリの非常に激しい雨を記録した。

 ◇日本海側は猛吹雪も

 北海道に達する4日午前9時には960ヘクトパスカル前後にまで勢力を増す見込み。4日にかけての陸上の最大風速は北日本25メートル▽東日本28メートル▽西日本23メートルで、特に北海道と東北、北陸の沿岸部や海上で非常に強い風が吹く。海上も大しけとなる。強い冬型の気圧配置となり、日本海側では猛吹雪も予想される。

 ◇34都府県で人的被害

 各地の警察などによると、3日午後4時50分ごろ、岩手県奥州市水沢区中町で、自宅屋根を点検していた佐藤三七さん(96)が強風にあおられ転落死した。午後1時ごろには富山市池多の無職、堀井富雄さん(81)方の物置(鉄製、幅2.2メートル、奥行き1.1メートル、高さ2.1メートル)が倒壊し、堀井さんが下敷きになって死亡。午後3時25分ごろには香川県三豊市高瀬町下勝間の冷蔵会社で、役員の白川俶子(ひでこ)さん(69)が倒れた木造倉庫の下敷きとなり死亡した。

 また、愛媛県西条市では看板の掛け替え作業をしていた男性警備員(65)が脚立から落ち、頭を強く打って意識不明の重体。富山県砺波市の無職男性(53)も頭の骨を折り意識不明の状態で見つかった。強風で転倒したか、車庫のシャッターが直撃したらしい。

 毎日新聞のまとめでは、風によるとみられる火災を含め家屋150棟が損壊。約18万3000世帯が停電した。

 ◇空の便589便欠航

 交通への影響では、日本航空と全日空が午後9時までに国内線計582便の欠航を決め、日本航空国際線では成田国際空港発着の7便が欠航した。

 JR各社によると、東北、上越各新幹線は計15本が運休し、東海道新幹線は品川−新横浜駅間で一時運転を見合わせ。首都圏の在来線や私鉄でも運休などが相次いだ。山形新幹線は4日早朝から午後にかけ、上下計6本を運休する。【池田知広、川名壮志、岡田英、神足俊輔】

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